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剛しいら「おもちゃの王国」

BL小説レビュー
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タイトル
おもちゃの王国
作者
剛しいら
イラスト
緋色 れーいち
出版社
海王社 ガッシュ文庫
出版日
2005-02-25

Kindle Unlimitedが2か月で99円というプロモーションが流れてきまして、脊髄反射的に、気がついたらまた入っていた。1年ぶり以上かな。
ただ、読みたいと思うものはあまり増えていなかった。BLしか観測していないが、きちんとした作品が少ないのが残念な感じのアンリミテッド。
好きな作家やレーベルで絞り込まないと自費出版が多くてな……。

最近ずっとエロばかりが続いていたので、そろそろエロじゃないのお話と思って、こちらをチョイス。間違いなく面白いのが読みたいときは剛さん。
剛さんのお話でとくに好きなところは、登場人物たちがものすごく常識人なところ。
だから物語の進み方にも無理がない。その上で、ストーリーもほかにはない面白さがあって。ありがちではない物語ばかりなので、読んでいてとても面白い。
年上の包容力のある攻めと、若く素直な受けの組み合わせは剛さんの鉄板で、すごく好きなんだよねー。
年上攻めが元々好きな上に、剛さんの書くイケてる攻め様は常識人だし優しいし、よい。
おもちゃの王国も、泰明と聖がとてもお似合いで、いい話でした。
泰明が聖を騙しているようなかたちから始まるんだけど、そのことに泰明も悩みながらでも言い出せず、という流れが自然。
聖も、泰明が自分を騙していたと知ってからの心の動きや取る行動も、悲しみながらも泰明を愛する気持ちが伝わってくる。
剛さんの書くお話が、私はとても好きです。
おもちゃのお話で、クリスマスも関わってくるので、今の時期に読んで良かったな。

挿絵はモアレがひどいことになっていて、これではイラストがかわいそうだよー。
もっときちんと取り込んであげることはできなかったのか……。

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