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小川十子「ナイトメアガーデン -執事の蜜告-」

BL小説レビュー
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タイトル
ナイトメアガーデン -執事の蜜告-
作者
小川十子
イラスト
雪路凹子
出版社
ブライト出版 ローズキー文庫
出版日
2015-02-24

こういうのを読むと、やっぱり私はエンタメに振り切ったBL小説が好きなんだなあと実感します。
面白かったです。
昔いちど読んだ本なので、オチはうっすら覚えていて、でも細かいところまでは忘れていたので、少し分かりつつ読み返した感じで、それがまたよかった。
あ、でもこの本の「このBLは二度読みたくなる」という帯は煽りすぎかな。わりと普通に面白いBLなので、ミステリ的な期待を過剰にかけないで読むくらいがいい気がする。
というのも、やっぱりミステリとBLは別物だと思うのですよ。
長らくミステリ畑で生きてきたので、ミステリな期待をしてしまうとあっけなく感じるときがあるので、そこは分けて考えたい。
といいつつ、やはりネタバレはしないで読むのがいい内容ですね。なので多くは語りませんが、こういう作品はいいなって思います。
たくさんの違和感がちりばめられ、不穏な空気の中物語が進むのでハラハラする。
イラストも雰囲気に合っていて良い。

それにしてもローズキー文庫は一瞬で消えたような。
調べてみると出版社はリリ文庫のところですな。そのリリ文庫もいつの間にか息をしていないようだし。うーむ。
ローズキーさんところって内情がよくわかんないですね。
電子書籍もローズキー文庫のままKindleで売られているのもあれば(これがそう)、そのまんまカクテルキスノベルスになっているのもある。
ローズキーは元々昔の作品の再版もあったような。なのでアルル→ローズキー→カクテルキスと渡り歩いている作品もあるはず。
ローズキー文庫はこれしか読んだことがないのだが、紙が異常に厚くてすごく読みにくいのだった。新書サイズ、もしくはページ数が少ない同人誌とかなら許容できる厚さかもしれんが、文庫だとこの厚くて硬い紙はとてもめくりづらくて読みにくい。本としての劣化は減るかもしれない。

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