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剛しいら「ムーンライト」

BL小説レビュー
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タイトル
ムーンライト
作者
剛しいら
イラスト
金ひかる
出版社
海王社 ガッシュ文庫
出版日
2009-09-10

剛さんの本をいっぱい買ったのでしばらくは楽しめそうです。

すごくすごく面白かった。
私は剛さんの書く、優しくて穏やかで理性的な攻めさんが好きです。
そんな攻めさんが、やっぱり優しくて穏やかで理性的で、庇護欲をかき立てるような受けさんを甘やかす図が本当に好きで。
ドクター×ボクサーシリーズなんかがその良い例ですね。

ふたりとも優しくて理性的でいい人なので、とてもよい気持ちで最後まで読めました。
お互いに対してもそうだし、周りの人たちみんなにたいしてもそう。
こういう話は読んでいて心が洗われる。

私はBLにおいて、いかにも物語に都合の良い女性というのは苦手なんですが、純子は好きです。
キャラクターの特徴だけを見ると他の作品の女性像と似ている感じもするんだけど、嫌味がないというか……なんでだろう。やはり上手い人が書くときちんとしているなあという印象です。
純子も自制が効いていながら、女性として一樹に惹かれる気持ちや、一樹に対する純粋な情やらを感じるところがよい。

浩之の体調のこともあり、素股オンリーのふたりでした。
素股といえば初助師匠……というと、初助師匠が眉間にしわを寄せそうですが。
なんていうか、愛する気持ちが穏やかに自然にセックスへと続いていくふたりで、なんだか読んでいて恥ずかしくなってきたりもした。
愛しているからこそ、相手に触れたいんだという気持ちが、すごく伝わってきた。
ふたりのあいだにある空気が夫婦のようで素敵だった。

金さんのイラストも作品の雰囲気に合っていてよかった。

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