- タイトル
- 玩具~JoyToy~
- 作者
- 水戸泉
- イラスト
- 相葉キョウコ
- 出版社
- 白泉社 花丸文庫BLACK
- 出版日
- 2013-08-21
BL小説ってこれくらい自由であって欲しいなあと思います。こういう間口の広さがあってよい。
これも昔電子で買ったものの読み返しでした。
内容忘れてたなー。面白かった。
みんな病んでていわゆるハッピーエンドではなくて、読者としても絡め取られるような。やっぱblackは面白いものが多いと思います。
プラチナ文庫が消えてしまって、間口がひとつ狭まってしまったかなと思うと寂しく思います。
レーベルが消えるほどなら、どの出版社もそれだけ冒険を避けるようになるのかな、と思うので。
とんがった面白さを書かせて貰える作家が減るかなと。BL小説というジャンルは、尖った芸風でファンがついている作家以外はあまり冒険できないジャンルになってしまったかなと危惧したりしています。
玩具はいろんな人達が入り乱れたエロスの話で、それぞれの視点から描かれる物語はさながら群像劇というか。
私は隠語をいっぱい言うエロが好きなので、この話は黒丸いっぱいの伏せ字で良かった。
水戸さんのエロは間違いがない。
これくらいエロに特化してると安心して楽しめますね。
なんか久しぶりにBL小説を読んだ気がする。
確認したら1か月ぶりくらいでした。
なぜなら十二国記の新刊が発売されるので、十二国記の読み返しが忙しいからです。
なのでまあ、しばらくこんなペースかな。電子はお昼ご飯を食べながら読んでいます。行儀悪い。なんか読みながらご飯食べるのがくせなんだよね。朝ご飯も新聞読みながら食べるし。
相葉さんのイラストが綺麗です。