タイトル
ぼくのかんがえたきみの終末
サークル
Huwahira
ジャンル
全年齢女性向け 中編ビジュアルADVノベル
公開日
2018-01-05

ひとつEDをクリアするごとに追加要素がどんどん。いちどクリアしたルートでも、2週目には思考文が追加されるという丁寧さ。
よく作り込まれたゲーム。
システムUIも綺麗で洗練されている。現代のゲームって感じがするよ。
そのあたりはさすが。商業にもひけをとらない。
バックログの確認画面は使いづらかったので、そこだけどうにか。
さくっとプレイできるボリュームでよい。
フリーゲームの中では新しいので、プレイ時には攻略情報を載せている方を見かけず、久しぶりに自力でフルコンプしましたよ。
エクセル起動させてメモ取りながらプレイしたのなんて久しぶりだ。

画面サイズが800×600のせいなのか、立ち絵の時の塗りに違和感があったけど、スチルで、ああ、こういう表現なのねと納得。もっと大きいサイズだったら違和感なかったかなー。

ラブの話ではありません。
内容もよく考えられています。追加要素で、なるほどねー、やられた、となった。
しかし小太郎のしゃべり方がどうにも苦手で……若干流し読みになること多々。そのあたりが自分に合っていたら、もっとハマれたかな。
このしゃべり方、好きな人は好きだとは思うけど、人を選ぶかなと思ったりする。
70年代半ばが舞台らしいですが、70年代要素はゼロです。わりとその辺も肩すかし。
でも内容的には面白いですよ。ショートショート的などんでん返しっぽさがある。綺麗にまとまった良作。