- タイトル
- 帝王と淫虐の花
- 作者
- あさひ木葉
- イラスト
- 朝南かつみ
- 出版社
- 海王社 ガッシュ文庫
- 出版日
- 2008-08-10
最近更新がなかったのですが何も読んでいないわけではないんですよ。
スキーって本になかなか当たらなかっただけで。
図書館がお休みになったので一般小説は読めなくなってしまった。
今は手元にあるBL小説で積んでいるものを読んだり、昔読んだものを読み返したりしています。
部屋を片付けたいので、いる本といらない本で仕分けしたい。仕分けのためには読み返さねばならない。
ということで確実に面白いものが読みたかったのでこれをチョイス。
BL小説を読み始めたころに買った本で、これによってあさひさんと朝南さんが好きになった、そんな思い入れのある1冊です。
自分がBL小説で作家やイラストレーターを好きだと認識したのはこのお二人が最初です。
現在の私の萌えシチュエーションはこの話が根本にあるものが多いのを、読み返してみて実感。
どのシーンもすごく好き。
BLやくざも調教もどっちも好きです。
包容力が高いながらも実は執着がすごい攻めと、調教を受けた性奴隷の立場だったところから、攻めに出会って人生が変わった受け。
長髪が好きなのでビジュアル的にも好みの二人です。
受けの雪緒が、芯は強く体も利用するしたたかさがありながら手首を切るのと、切るに至る心情が好きで特に印象に残っていた。
卑語を仕込まれた受けと卑語に萌えない攻めの話でもあるので、卑語ありなしとどちらも楽しめてお得です。
卑語はなんか好きなんだよね。なんか。
ただし2次元に限る。実際にAVなんかで卑語があると結構笑えるとは分かっているものの、やっぱり小説で読むぶんには好き。
なので卑語に萌えない麗峰の気持ちも分かるわよ。
義兄も木佐もいいキャラクター。
やっぱりこの小説が好きだなー。